
こんにちは。
少しずつ季節が移り変わるこの時期ですが、夫用にメンズTシャツを2枚作ってみました。
夫は一年中半袖Tシャツが欠かせません。^-^
洋裁初心者の方にもチャレンジしやすい「Tシャツ作り」。
実際に作ってみた感想や、ちょっとしたコツをまとめてみます。
使用した生地と型紙
今回使ったのは、天竺ニット生地。
Tシャツによく使われる伸縮性のある素材で着心地も柔らか。
1枚目は紺、2枚目はライトグレー天竺を選びました。
型紙は市販のメンズTシャツパターンを使用。(書籍:カジュアルなメンズ服)
既製品に近いシルエットになるので、最初の1着にもおすすめです。
🧵初心者さんへのポイント
- ニット生地は「天竺」がおすすめ。(扱いやすくヨレにくい)
- 型紙はシンプルなクルーネックタイプを選ぶと失敗しにくいです。
裁断のコツ




ニット生地は伸びやすいので、裁断のときは地の目(布の向き)をしっかり合わせるのがポイント。
伸び方向を間違えると、仕上がりがゆがんでしまいます。
裁断前にアイロンで軽く整えると、布が安定してきれいにカットできます。
✂初心者さんへのアドバイス
- 布は「わ」にして重ねて裁断すると左右対称に。
- カッティングマット+ロータリーカッターを使うときれいに切れます。
- カットした端がくるくる丸まりやすいので、待ち針で留めてからのカットがおすすめ。
縫製のポイント
全ての工程はロックミシンを使って縫い合わせました。
ロックミシンがない場合は、家庭用ミシンの伸縮縫い(ジグザグやニット用ステッチ)でもOKです。
直線縫いをしてからロックミシン、またはジグザグミシンでも良いです。
襟ぐりのリブは、やや太めの幅にしてしっかりとした印象に。(25~30㎜くらい)
首まわりの浮きを防ぐため、リブは本体より少し短めにカットして縫い合わせるのがコツです。
✂初心者さんへのアドバイス
- ニット用の針(11号)を使うと針穴が伸びにくい。
- リブの長さは「首まわり×0.85倍」くらいが目安。
- リブは伸ばしながら縫うのでコツをつかむまで頑張ろう。
仕上げと着用感
袖口と裾はロック仕上げ後に2本ステッチで仕上げました。
※我が家には※カバーステッチがありません。
ステッチを2本入れると一気に既製品のような雰囲気になります。
完成したTシャツを着てもらうと、
「サイズ感がちょうどいい!」「肩のラインがぴったり」と好評でした。
紺は落ち着いた印象に、ライトグレーはナチュラルでやさしい雰囲気。
どちらも普段使いにぴったりの1枚になりました。
※カバーステッチミシンとは、裾や袖口の処理に使用するミシンです。
表から見ると2本ステッチ、裏から見るとロックミシンの仕上げに見えます。
この処理が一度縫いで仕上がります。
作ってみて感じたこと
Tシャツは一見シンプルですが、縫い方やサイズ感で印象が大きく変わります。
最初は少し緊張しましたが、1枚作ってみると流れがつかめて2枚目からはスムーズに完成。
「自分の手で服が作れる」という達成感が大きく、
喜んでもらえるとまた作りたくなりますね。
ずっとリネン中心のハンドメイドでしたが、最近はニットTシャツが作る服に加わりました。
初心者さんにおすすめのポイントまとめ
- 天竺ニットを使う(扱いやすい&着心地◎)
- 襟リブは本体より短くカット
- ミシンはニット用針&伸縮縫いを使用
- 1枚目は無地・半袖・シンプルデザインから
まとめ
・使用した型紙
・裁断のコツ
・縫製のポイント
・着用感
洋裁初心者でも、Tシャツ作りは意外と身近なアイテム。
慣れてくると、家族や自分用にも気軽に作れるようになります。
次は、同じ型紙で長袖バージョンやボーダー柄にも挑戦してみたいと思います。
小さな工夫を重ねながら、ハンドメイドの楽しさを広げていけたらうれしいです。
📍使用生地:天竺ニット(紺/ライトグレー)
📍使用ミシン:ロックミシン(4本ロック)・職業用ミシン
📍型紙:市販のメンズTシャツパターン(カジュアルなメンズ服)
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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