50代のナチュラル服

50代になってから始めたブログで、服作り、コーディネート、体調管理、日常を発信していきます。

洋服を作れるようになりたい

この記事は約18分で読めます。

あけましておめでとうございます。

新年一番に何を作ろうかなと考えながら書いています。

今はまだブログに慣れていないので、こちらに時間がかかるため、ミシンが出来ずにいます。

何事も初めてのことは大変です。分からない事ばかりで時間はかかります。

でも始めたからには何とか形にしてみたい!と思いながらブログに取り組んでいます。

 基本縫いていねいに縫う

ミシンである程度小物作りをしていても、いざ他の作品を作ろうと上手くいかない、

そんなことが良くありました。(今もあります)

でもそれは当然の事です。経験がないのですから毎回初心者のような感じです。

ただミシンには少し慣れているので、全くの初心者ではないと言う感じでした。

ミシンに慣れているのと、きれいに縫えると言うことは全く別です。

そう感じたのは、お直し屋さんで働き始めてしばらくした時の事。

今から約12年前の事です。

何十年もミシンでお仕事をしてきたベテランの方を見た時でした。

意外にも慣れている人ほど仕事が雑だと感じた事でした。

丁寧できれいな仕事をしている人が少ないと思った事です。

ミシンて慣れてくると雑になってしまうのかな???

忙しいし、スピードを求められると仕方ないのかな?

最初はそう思っていましたが、日々の心がけがその人を作ると言う結論に至りました。

性格もあると思います。

日々雑な作業をしていると、それが癖になってしまい、丁寧な作業が出来なくなるようです。

そんな事ない、丁寧に作業しようと思えばいつでもできるはず…。

そう思っていましたが、30年以上の縫製経験がある方で、きれいに縫う方はわずかでした。

その事に気付いた時は、かなり衝撃的でした。

もちろん全ての人が当てはまるわけではないと思っています。

それとお直しと言う職業に関してなので、参考になるかは分かりませんが…。

そんな時に購入したのがこちらの本です↓

きれいに丁寧に縫えるようになりたいと思い購入しました。

この頃のお直し屋さんで素晴らしい縫製技術を持っている方は店長だけでした。

20代にして、お直し屋さんの店長をされた方です。

ずっとミシン作業を見ていたいと思ったし、見ていて飽きることはありませんでした。

本当に別格でした。

10代の頃から服作りを始めたと言っていたので、すでに10年程の経験がありましたが、

本当にきれいな縫製をする人でした。

一瞬で縫い目の飛び、ずれ、抜けなどを見抜き指摘するので、常に緊張感がありましたが、

仕事の向き合い方は20代とは思えない、本当にプロの職人と思える人でした。

この店長さんに会って、年齢や経験年数技術は一致しないと思いが確立されました。

その方は現在、銀座にある一流のオーダーメイドのお店で働いています。

今では本当に手の届かない人になってしまいました。

ミシンで縫っていると、少しずれてしまったりする事はあると思います。

着るには支障ないし、誰も気づかないし、目立たないし、どうしようかな?

と思う時、いつも年下の店長さんに言われた言葉が頭に浮かびます。

自分が嫌じゃないですか?」と。こんな風に仕上げた自分が嫌じゃないですか?

と言うことです。確かに…と思いほどき始める自分がいます。

その時は面倒だなと思いますが、結果的にいつも直して良かった、そう思う事が多いです。

 ハンドメイド/独学の記録

 生地の素材を知る

服、バックを作ってみると、ちょっとイメージと違った…。なんて思う事あります。

実際に作ってみないと分からない事も多いです。

生地を買う時のイメージと、縫い始めてみた時のイメージが違う事があります。

生地も素材や厚さなども色々あり、選ぶのが大変だと思いますので、

まずは自分の好きな素材から覚えていくのが良いと思います。

私は、綿、麻、ウールが好きでよく買います。

それぞれの雰囲気がとても好きです。

仕上がった時の満足感は、既製服を買った時とは比較になりません。

素材って本当に大事です。

 洋服を自分で作るメリット

リネンのブラウス/生地の森・オリジナル麻40番 カーキグレー

リネンゆったりガウチョパンツ/鎌倉スワニー・きなり

洋服を直せるようになりたいと言う思いが、いつしか作れるようになりたいになりました。

年々体系の変化もあり、洋服を見ていて「もう少し幅が…丈が長ければ…」と思う事が増え、

ある時作ってみようかな、と思いました。

最初の1歩はとても緊張しましたが、ミシンには慣れていたので思ったよりすんなり

出来ました。お直しでやっていた事が役に立つなと思う事もあります。

もっとはやく作ればよかった。

お直し屋さんで働き始めて5年目の49~50歳頃のことでした。

色々なことが遅咲きだなと思いつつ、これから先の人生で着る服を作れるなら

まだまだ遅くないし、まだまだ十分楽しめる、そう思っています。

 ハンドメイドは安上がり

現在、手持ちの服の8割くらいがハンドメイド服です。

大好きなハンドメイドの洋服でお出かけするのはとても楽しいですよ

太い腕を出してごめんなさい…。

キナリとパープルのリネンブラウス/生地の森のスクラップパックの中の生地で作成

キナリのゆったりパンツ/鎌倉スワニーのリネン

生地代だけで好きな服を着れるなんてすごい事ですよね。

生地次第でいくらでも安く作ることも可能です。

私の大好きなリネン服がとても高かったことが服作りを始めた一番の理由です。

リネン生地代が高い!それでもリネンの洋服を買う事を考えれば、

半値以下で着ることが出来ます。

これだからハンドメイドはやめられない~~、頑張って作ろうと思ってしまいます。

もっともっと上達して違うデザインにチャレンジしていきたいです。

最後まで読んで下さりありがとうございました。

ハンドメイド/独学の記録

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